RSS | ATOM | SEARCH
随筆集「下町」から 「かわたれ時」

このところ暇が出来ると随筆集、日本の名随筆「下町」(作品社 沢村貞子編)に手が出る。

 

随筆集の良いところは、まずそれぞれの作品が短い。短編小説よりはるかに短い。

もちろんどこから読み始めてもよい。だから細切れ時間の暇つぶしに最適なのである。

 

写真

 

虚誕堂は東京に住んだことはないが、ないからこその強い憧れがある。とりわけ下町に。

パラパラとページをめくるうちに「路地」(野口冨士男 著)と云うタイトルに惹かれて読み始めた。するとすぐに「かわたれ時」に出会った。はじめてみる言葉だった。

 

文の前後から「夕刻」「薄暮のころ」と推測できた。

ならば「たそがれ時」じゃないかと思ったところで、「誰(た)そ彼(かれ)」の引っくり返しの「彼(か)は誰(たれ)時」ではないかと気がついた。

 

初めて出合った言葉だが、こういう表現もあるのかと調べてみた。

しかしそこには、「たそがれ時」は夕刻に使い、「かわたれ時」は多くは明け方に使うと出ていた。でもこの用法も間違いではないようだ。

 

せっかく知った言葉なので、近々、何かの折に使ってみようと思っている。

 

 

 

*今日は何の日:日本女性が初めて選挙権を行使し、女性代議士39人誕生(1946)

*この日生まれの有名人:和田アキ子(タレント・1950)

虚誕堂がポンプメーカーの京都営業所で仕事をし始め、京都府乙訓郡長岡町に居を移した昭和43年のころ、和田アキ子の「どしゃ降りの雨の中で」が流行っていた。

 

*今日の花:つるにち草

*花ことば:楽しき思い出

author:Jさん, category:気になることば, 18:54
comments(6), -
気になる「予感」

虚誕堂は「テロ」「暗殺」を認めないし許さない。憎んでいるといってもイイ。

 

しかし、どこぞの国のやりたい放題の正気ではない「大統領」がある日「暗殺された」というニュースが流れてもさほど驚かないような気がしている。

 

かの国にはキャロラインちゃんのお父さんなど前例がいっぱいあるし、、、、、。

手のひらサイズの拳銃「デリンジャー」を有名にした事件もあった。

ついでに言うと最近、近くの「王朝」でもいろいろとあるようで怖い。

 

繰り返すが虚誕堂はテロを認めないし許さない。上記の来るべきニュースは「予感」ではあっても「期待」ではない。

とは言っても正直に言うと、少しは期待があるような気もして来ている。

これもコワイことである。

 

 

 

*今日は何の日:夏目漱石、文学博士号を断る(1911)

*この日生まれの有名人:長嶋茂雄(いわゆる一つの野球監督・1936)

*今日の花:カルミア

日本名:アメリカシャクナゲあるいは花笠シャクナゲ

*花ことば:大きな希望

author:Jさん, category:気になることば, 14:32
comments(4), -
木賃アパート

今読んでいる佐々木譲の小説に「木賃アパート」が出てきた。

 

もちろん江戸時代に「旅籠」が出現する以前の、自炊用の燃料代=木賃を支払って宿泊できたという宿、そして昭和の時代まであった湯治場などで見られた「木賃宿」は知っていた。が、木賃にアパートをつなげる「木賃アパート」は初めて見た。

 

木賃の語感からなんとなく「安」アパート、「ぼろ」アパートとして読み進んだが、どうにも気になって仕方がない。イメージがつかめない。困った。

 

で、その文庫本を放り出して調べにかかった。

分かったことは

  • 木賃は「キチン」ではなく「モクチン」と読むこと
  • モクチンは「木造賃貸」の略であること

 

なーんだそうだったのか。

であれば京都・乙訓は長岡町で独り暮らしを始めた時の国鉄「神足駅」近くの2階建てのアパート、その後移った立石オムロンの工場横のやたら玄関の広いボロアパートを懐かしく思い出した。

 

時々、京都時代を思い出すことはあるが、あの「モクチン」を思い出したのは何十年ぶりのことだろう。

また関連してスナック「バッカス」や阪急の長岡天神駅までの途中にあった洋菓子屋のショートケーキが1個70円だったことまで記憶がよみがえった。

 

さてこれから、佐々木譲に感謝しつつ、中断していた「代官山コールドケース」を再び読み進めることにする。

 

 

 

*今日は何の日:エジプト考古学者カーター、ツタンカーメンの墓を開ける(1923)

*この日生まれの有名人:島崎藤村(作家・1872)

*今日の花:野の花

*花ことば:自然のなつかしさ

author:Jさん, category:気になることば, 14:52
comments(9), -
耳障りな言葉

昔から嫌いな言葉に「いきざま 生き様」がある。

これは嫌いというより間違いであり「許せない」ことば。

 

ところで歳の所為か最近気になってしょうがないものに「〜かもしんない」「わかんない」がある。

テレビで見る限り、今や老若男女を問わず毒されており、そしてその分布は今や全国区の言葉のようだ。

 

虚誕堂としては、上記の言葉も生まれた時から方言として使っていた人々は許せると思っている。方言は大切せねばと思っているから、、、、、。

許せないのはそうではない人たちの流行り言葉として安易に使うそれである。

 

ということから、九州それも福岡・ちっご弁ネイティブの男女には使ってほしくない言葉だと思っている。

 

 

 

*今日は何の日:ドイツ首相にヒトラー就任(1933)

*この日生まれの有名人:長谷川町子(漫画家・1920)

*今日の花:りゅうきんか

*花ことば:必ず来る幸福

author:Jさん, category:気になることば, 14:15
comments(1), -
中川一政(画家)の言葉から

本日の読書で下記の一文が気になった。

 

中川一政(画家)が、自分が絵を描くときに対象を見る姿勢についてこう言っている。

「われわれ画かきは眼を見開いて物を見るときは色や形がはっきりする。眼を細くして見る時は明暗の調子がよく分かる。眼を開いて見れば十のものが十に見える、部分細部がよく見える。眼を細くして見ると十のものが一に見える。大局が見える」と。

 

同じことを宮本武蔵が次のように言っている。

「目を細めて、眼の玉を動かさないこと。敵が近くにいても遠くを見る目で見ること。その目で見れば、敵がどうやって攻めてくる気かは言うに及ばず、敵の周囲にも気が及ぶ。敵を見るときは、十のものを十に見る『観』と、十のものを一に見る『見』の両方で見ることが大切である」と。

 

分かったようでわからない言葉だが、特に上記の『観』と『見』は逆のようなきがしてならないが、今年、初心に帰り「モノクロ写真を50mmの単焦点レンズで撮ろうと」と思っている虚誕堂には何かありがたい言葉に思えた。

 

今日は何も書くことがないので、ありがたく思った言葉をそのまま記すこととした。

 

 

 

*今日は何の日:青森、宮城、岩手の東北3県の士族を募り、北海道屯田兵に(1875)

*この日生まれの有名人:村上春樹(作家・1949)

*今日の花:にわなずな

*花ことば:優美

author:Jさん, category:気になることば, 22:02
comments(1), -
髭のそよろ

今日はもう師走の初日。あっという間にこの日を迎えた。

 

毎年毎年スピードアップしている。

とすれば、虚誕堂の残り時間はあと10年と思い定めているが、やりたいことは早めに始めて早めに収束させねばならない。チト焦る。

 

それはとも角、いま、すこし司馬遼太郎について調べたいことがあって佐高  信著「司馬遼太郎と藤沢周平」を読んでいる。

 

写真

 

その中で、「長塚節(たかし)」を書いている藤沢周平の「白き瓶」に触れて次の長塚の短歌を紹介していた。

 

馬追虫(うまおひ)の髭のそよろに来る秋は

 まなこを閉じて想い見るべし

 

これが長塚節の歌とは知らなかったが覚えていた。

 

知ったのは何十年も前のことだと思うが、どういう経過でこの歌に出会ったのか思い出せない。が、たぶん教科書に載っていたのだろう。

 

ただ、この歌を“しみじみと味わった”と云うことでもなかったのはよく覚えている。

その時、「髭のそよろ」という表現が面白いと思ったのと、もう一つ「まなこを閉じて想い見るべし」の七七は、上の五七五を選ばないナと感じたことは記憶にある。

 

つまり俳句の「根岸の里の侘びずまい」と同じで「明月や」であれ、「初雪や」であれ上五は自由に選べるあの便利さと同じだと、、、、。

 

折角の出会いである。

藤沢周平著「白き瓶」を読んでみようと思っている。

 

 

 

*今日は何の日:築地魚河岸開場式(1923)

*この日生まれの有名人:林家正蔵(落語家・1962)

先代は良かった。

*今日の花:よもぎ菊

*花ことば:平和

author:Jさん, category:気になることば, 08:53
comments(0), -
「男」と「男性」そして「一般人」

最近テレビを見ていて気がついたことがある。

 

事件があり刃物を振るったその加害者は「男」と呼ばれ、切られた被害者は「男性」なのである。

これは「女」「女性」の場合も同様である。

 

この法則は誰が作ったのだろうか?

見る限り「民放」では統一されているようだが、NHKも横並びかどうかは未だ確認できていない。ナンセNHKは見ないので分からないのだ。

 

写真

今日たまたま字幕が映ったので慌てて撮ったのだがヒドイ絵になってしまった

 

ついでに言うと、芸能人やアスリートが結婚する相手を「一般人」あるいは「一般の人」と表現する。見るたびに不思議な思いに駆られる。

 

も一つ言うと、昔からチトモノいう人を指して「学者・文化人」という区分けがあった。

「学者」はまだ分かるが、「文化人」これがまた良く分からない。誰がどう認定するのだろう。

 

見るたび、自分は「非文化人」なのだと思い知らされて不愉快だった。

 

 

 

*今日は何の日:ハウス食品のカレーのCM私「つくる人、ボク食べる人」中止(1975)

*この日生まれの有名人:ナシ(・)

*今日の花:野ばら

*花ことば:詩

author:Jさん, category:気になることば, 22:15
comments(1), -
言葉遊び

918日に「アナグラム」による[別名づくり]のことを記したが、その翌日19日の毎日新聞の短歌月評に興味深い記事が載った。

 

山田航(わたる)の『ことばおてだまジャグリング』文藝春秋社 1300円 の紹介である。

回文、アナグラム、早口言葉、アクロスティック(折句)など、様々な言葉遊びの楽しみ方を自作も交えつつ綴った本、とのこと。

 

いくつか紹介されている。

回文:サウナ「かもめ湯」で夢も叶うさ

アナグラム:アナと雪の女王 ⇒ 同じ京都の鮎

 

これにも驚いたが、著者山田航は与謝野晶子の有名歌「柔肌の熱き血潮に触れもみで寂しからずや道を説く君」のアナグラムによって「友達はビキニ見られず悔しさの極みで星や血を摑みあふ」という短歌を作っている。

ちょっと無理があると云うか、意味が掴みにくいのだがそれでも凄い!

 

この紹介記事を読んだ以上はぜひ読んでみたいものだと早速、市立図書館へリクエストカードを持参した。

いつ届くのかは分からないが大いに楽しみにしている。

 

 

 

*今日は何の日:会津若松城(鶴ヶ城)、降伏開城(1868)

*この日生まれの有名人:吉田茂(政治家・1878)

この人、孫よりは漢字が読めた。

*今日の花:こばん草

*花ことば:興奮

author:Jさん, category:気になることば, 10:35
comments(2), -
まるたけえびすに おしおいけ

ある雑誌で「京都はんなり暮らし 澤田瞳子」というエッセイを読んだ。

アッと驚く発見があった。

 

京都では特定の場所を示すのに地名や町名を用いることはほとんどない。

京都は道が碁盤の目状に走っている。そのため場所をさす時には××通○○とまず通りを座標軸にして交差点を示し、その後に上(あが)ル<北側へ>下(さが)ル<南側へ>、東入(いる)<東側へ>西入(いる)<西側へ>と細かい位置を追記してこれで終了。

町名などは二の次である。

 

たとえば京都市上京区玄武町と聞いて、それが市内のどのあたりか判る京都人は少ない。

が、その代り「今出川通烏丸東入」と云えば小学生の子供でもそれがどこか判るはず。

 

前置きが長くなったが、その通りを覚えるための工夫、道の名前を織り込んだ「数え歌」がある。

京都ではこれを幼稚園のうちから教え、迷子にならないように教育する。

虚誕堂も若かりしとき、京都の事業所に着任したその日に教えられたものである。

ちなみに虚誕堂の職場は、「御前仏光寺西入る」にあった。

 

<東西の通りを列挙した数え歌>

(丸太町)(竹屋町)(夷川)(二条)、(押小路)御池、姉(姉小路)(三条)六角、蛸(蛸薬師)(四条)(綾小路)(仏光寺)(高辻)(松原)(万寿寺)五条、雪駄ちゃらちゃら魚棚<うおのたな>、六条三哲通りすぎひっちょう(七條)越えれば(八条)、九条十条東寺でとどめさす

 

南北路を歌ったものも紹介されているが、割愛する。

 

で、虚誕堂がアッと驚いた発見とは、この数え歌を歌う“メロディ”である。

元歌は京に伝わる「わらべ歌」であり覚えにくいのが難点だが、標記の澤田瞳子さんは、<水戸黄門のテーマ>で歌いなさいとのご提案されている。

 

人生楽ありゃ苦もあるさ 涙の後には虹も出る 歩いてゆくんだしっかりと 自分の道をふみしめて

 

えっホンマですか?

この水戸黄門、うろ覚えだったので今、YOU TUBEで確認したところ確かにピッタリ!

 

この歌は京都市で生活するには必要なものだが、旅行で訪れるには不要のものかもしれない。

その意味では無駄な情報だったかもしれないが、つい懐かしさのあまり紹介した。

 

 

 

*今日は何の日:初代駐日総領事 タウンゼントハリス来る(1856)

*この日生まれの有名人:川谷拓三(俳優・1941)

*今日の花:チューベローズ

*花ことば:危険な快楽

author:Jさん, category:気になることば, 20:45
comments(2), -
「辞典」を読んだ
昨夜から「辞典」を読んでいる。

その辞典とは、弁護士下村忠利著「刑事弁護人のための隠語・俗語・実務用語辞典」現代人文社 

写真

「辞典」と云うと何か堅苦しいものを想像しがちだが、書名からもわかるように、これは肩の凝らないそれこそ「かたぎの衆」には「ほう、そういうことなのか!」というだけで縁のない言葉たちがギッシリの辞書なのである。でも面白い。

とは云っても、少なからぬ言葉が一般社会に入り込んできていて、知っている言葉もある。
それらの知っているようで、知らない言葉をヒマにまかせて引き写して見る。

1.よく使われる用語
アゴアシ    食事(アゴ)と旅費(アシ)
イケメソ    イケメンでメソメソする男
イロ      捜査官用語で愛人のこと
垣根      とりまき。「あの人は垣根が多いから近寄れん」
ガテ      手紙(てがみ)の省略語・逆語
グリコ     まるでお手上げ状態のこと。
        大阪道頓堀のグリコの広告塔のランナーから
ケツ持ち    金を納めて暴力団に背後で擁護してもらうこと
シカト     無視する。語源:花札の「鹿」が横を向いていることから
シビレル    素晴らしい。最高の表現。「あの人にはシビレました」
白い服(ベベ)と赤い服(ベベ)
        死と懲役。白は死に装束。赤はかつての囚人服(現在は緑色)
タメ口(ぐち) 気兼ねなく、自由にしゃべること。語源:タメ(同じ歳)
茶をしばく   喫茶店などでコーヒーを飲むこと
パチもん    コピー商品(模造品)のこと
ハンメ(反目) 仲が悪く、対立していること。「はんもく」とは読まない
盛る(もる)  大げさに言ったり、説明したりする
部位ころがし    診療報酬の不正請求の詐欺。「よっしゃ。腰の次は膝いこか」
        勿論、保険証を提供する者もリベートを受け取る

2.暴力団関係の用語
赤字破門   単なる破門ではなく、限りなく「絶縁」に近い処分。
       破門の文字が赤色で印刷される
アニキ    弟分が兄弟分を呼ぶときに使う。
       兄弟分でも若干「貫目」が異なる場合は、上位者は「兄弟」と呼ぶが
       下位者は 「アニキ」と呼ぶ。
貫目     ヤクザとしての地位。器量。
兄弟      屮離譽鷏残錙彳韻諺箸紡阿掘同じ地位
       ◆岼み分けの兄妹」組が異なるとき
       「五厘下がり」五分五厘と四分五厘の関係
       ぁ峅鵑蠏残錙弖残鑛の兄弟分との関係
       *全く対等のときはお互いに「兄弟」と呼び合う
綱領     各組織には綱領がある
       更に第2次団体でも独自の綱領的なものがある組もある
       
極道     ヤクザそのもののこと。
       暴力団と呼ばれるのを嫌ったヤクザが生み出した自称。
       「任侠道」を極めると云う意味で否定的なニュアンスはない。
サンシタ(三下)
「チンピラ」。もっとも低い地位の者 語源:昔、博徒の役職に「貸元、代貸、出方」 と三段階あったが、そのさらに下である意味か ら
代貸(だいがし)
「舎弟頭」親分の「弟分」の中で最高位
ダボシャツ
かつて、ヤクザや極道者が着ていた古風なシャツ。フーテンの寅さんが愛用していた

3.その他
イソ弁    ボス弁に雇われている勤務弁護士。居候弁護士の略
ノキ弁    給料をもらわず法律事務所の一部を使わせてもらっているだけの弁護士。語源:軒先だけを借りるから
バッタン   死刑執行のこと。
       語源:観音開きの床が「バッタン」と音を出し開くことから
B級刑務所   再犯受刑者のこと。仮釈放が少ない。暴力団関係者は初版でもB級。

もっと多く収録されているがキリがないのでこの辺で打ち切らせていただきヤス、、、、。



*今日は何の日:京都に日本初の小学校開校(1869)
*この日生まれの有名人:北林谷栄(俳優・1911)
*今日の花:ひえん草(淡紅花)
*花ことば:自由
author:Jさん, category:気になることば, 10:22
comments(6), -
「お楽しみ袋」
今日拾った“我が意を得たり”の一文。
佐藤隆介著「池波正太郎直伝 男の心得」新潮文庫から36ページ

旅から旅へドサ回り専門の物書き稼業である私は、旅に出るとき一つの自衛策として必ず「お楽しみ袋」を携(さ)げて出かける。
作務衣を縫った藍染の丈夫な木綿の残り布で、古女房に小さな袋を作ってもらい、これに好きなグイ呑を二つ入れて行くのだ。
旅先では、これで飲む。これで飲めばたいていの酒が一段とうまくなる。自前のグイ呑を取り出す必要がないような、ちゃんとした店や宿の場合は、むろん、黙って膝元に置いておく。
残念ながら、お楽しみ袋無用というところがあまりにもすくなすぎる。


そうか、出先で美酒を味わうのに、そういう手があったのか!
これは是非マネをしたいものだ。

虚誕堂にもお気に入りのグイ呑みの二つや三つはある。
一つは自作のグイ呑みだが、陶芸を始めたばかりの頃の作品で、出来がいいとは思わないが何故か気に入っているモノ(陶器)。
もう一つは、昔、最後の職場を定年で卒業した際に記念に職場の女性の皆さんからいただいたもので、桐の箱に入って銘のあるモノ(磁器)。

で、袋は?と思った瞬間に陶芸仲間のMさんが熊本へ転居されたときに記念に頂いた彼の奥さんの手づくり作品「小物入れ袋」があることを思い出した。

ということで揃い踏み。

写真
唐津に織部をあしらって

写真
椿にほんのり赤を

写真
M夫人の作品

写真
集合

暇つぶし読書から思いもかけず小さな自慢をすることとなってしまった。
イヤイヤ恥ずかしいことでおます。



*今日は何の日:喜劇王チャップリン来日(1932)
*この日生まれの有名人:斎藤茂吉(歌人・1882)
*今日の花:おだまき
*花ことば:勝利の誓い
author:Jさん, category:気になることば, 10:07
comments(2), -
「大型連休」
毎日新聞の月曜日の朝刊に「おんなのしんぶん」というページがあるが、そこにTOKIO城島がコラムを持っている。
今回、彼は「大型連休」について昔は「飛び石連休」だったのだと記していた。

たしかに「飛び石」と呼ばれていたナァと記憶にはあるが、そもそも虚誕堂は若いころから、流通・小売り業界の勤め人だったので、飛び石であれ大型であれ、祝祭日は無条件に出勤日であり、恩恵に与ったことは一度もなく、連休がうれしいとも有難いとも思ったことはなかった。
祭日だから休みますとは言えない同じ境遇にあったのが電車やバスの関係者の方々であるが、同病相哀れみ、自分と同じく前世での行いに問題があった人たちなんだろうと考えていた。

ところでこの「TOKIO」だが毎週日曜日は「ダッシュ村」を観ているが、彼らの本業は歌を歌う人たちだとはウスウス思っていたものの、まだ彼らが並んで歌っているのをまともに見たことはない。

幾つあるのかは知らないが、ジャーニーズと云われるグループの一つらしいが、虚誕堂がわずかに知っているSMAPや関ジャニなどより好感度は高い。
あの村での活動、とりわけ「0円食堂」と年齢の高さからくるのだろう。

ところで、今年は大いに疲れた連休だったが、なんとかやっと疲れが抜けてきたようだ。
そろそろAちゃんMちゃんが撮った写真のプリントを始めようと思っている。



*今日は何の日:アメリカの大陸横断鉄道が全通(1869)
*この日生まれの有名人:橋田寿賀子(脚本家・1925)
*今日の花:花しょうぶ
*花ことば:優雅な心
author:Jさん, category:気になることば, 19:15
comments(0), -
クリームそうよ
今週末12日(土)にHくんが引率してMちゃんが来る。
Aちゃんはドッジボールの試合で来れない。

大牟田駅に着いたらとりあえずTSUTAYAでDVDを借りて、途中の「日本一たい焼き」屋経由でここに到着となるのだが、到着したらまずは一局オセロか!囲碁か!と決まっている。

ところで標記は、Mちゃんがオセロや囲碁の対局の途中、考えをまとめ、良い手を探りついに妙手を発見した際に発する「ぼやき」というか「おまじない」である。若いのに、、、、。

それが「そーよ、そーよクリームそーよ」と云う文句なのである。
その昔、ハナ肇が流行らせた麻雀の最中に発する「あっと驚くタメゴロー」のようなもので、これで思考のリズムを整えるのだろう。

この原型は「そうだ、そうだクリームソーダ」だとピンと来たが、コレが単にMちゃんの「うろ覚え」なのか、はたまた彼女が創作した「本歌取り」なのかはいまだに謎である。

Mちゃんは保育園時代の囲碁のM先生(6段 元県代表)から「筋がいい、囲碁を続けなさい」と説得されたが、転居した結果、1年生が保育園まで一人で通うには遠すぎるので断念している。
囲碁もオセロも同じような思考回路を使うのだろう、オセロの腕はメキメキと来る度にあがっているのには驚く。
本当はセッカク良い先生から声をかけていただいたのだから囲碁を続けさせてやりたいのだが、、、、。

近くに住んでいれば、教室への送り迎えは引き受けるのにと、本当に残念である。



今日は何の日:新幹線 岡山−博多間開業(1975)
*この日生まれの有名人:渥美清(俳優・1928)
*今日の花:にれの木
*花ことば:高貴
author:Jさん, category:気になることば, 16:28
comments(6), -
敬語のつもり
清水義範に「日本語の乱れ」集英社 2000年11月30日第1刷 という作品がある。

ラジオの視聴者からの投書を紹介すると云う設定で「乱れ」話が展開される。
いまそれを読んでいるのだが、虚誕堂もウッカリ使っていることを気づかされ反省させられている。

いくつか並べてみる。
・電話を「入れる」ではなく、電話は「かける」ものだ
・座布団には「座って」も、椅子には「かける」ものだ
・優勝したチームの監督に「おめでとうございました」と過去形でいうバカ司会者がいる
・テレビのアナウンサーが「他人事」を『たにんごと』と読んでいた。『ひとごと』に決まっているではないか。「早急」を『そうきゅう』と呼んでいたが、これは『さっきゅう』だ。嘆かわしい。

そのうち出てくるぞ、と思いながら読み進むと期待にたがわず「すべからく」と「申される」が取り上げられていた。が、コレは以前にこのブログでも取り上げたので省略する。

・テレビを見ていたら、食事をいただく時に、『いただかせていただきます』と言っていたが、言葉が重なって変だ。『いただきます』だけでよいのでは?

上記の例を見て思い出したことがあった。
虚誕堂が若いころ、数えて三つ目の職場(消費者団体)で見聞きした経験をご紹介する。
年配のご婦人の会議・集まりに付き合うことがあったが、常任の司会と云うか議長を務める方が、ティータイムや昼食時に、決まって「どうぞ、いただかれてください」と発言するのである。

最初聞いたときはギョッとした。
「与えるからその弁当をおし頂きなさい」と言っているのである。

もちろん彼女は「いただかれ」の「かれ」をつけているのでそれで良し、尊敬・丁寧語になったと思っていて、その謂いは「どうぞ、お召し上がりください」の様だ。

会議参加者一同、おかしいナとは思っても、五十歳を過ぎた人に注意する人とてなく、議長の任に就いていた間、約一年は聞き続けた。
もちろん後任の議長は常識的な表現に戻していた。

若いうちに叱られること、注意されることは有難いことなのである。



*今日は何の日:若戸大橋開通。2068m(1962)
*この日生まれの有名人:木の葉のこ(タレント・1955)
名前が回文のタレントで覚えていた。
*今日の花:柿
*花ことば:自然美
author:Jさん, category:気になることば, 15:12
comments(10), -