RSS | ATOM | SEARCH
「ゆめ」は「努」だった

その昔、「ゆめ粗略には存じませぬ」というフレーズに出合った。

 

たぶん中学生のころだったと思う。なぜか覚えていた。

どんな小説だったか忘れてしまったが時代小説であったことは間違いない。

もっともこのフレーズはどんな場面にでも使えるので、今となっては探しようもないのだが、、、、。

 

で、この「ゆめ」だが、「まさか夢にも粗雑に扱うことはありません」と理解してそのままになっていた。即ち「ゆめ」は「夢」だと思っていたのだ。昨日まで。

ところが昨日、「柳生宗矩と十兵衛」五味康祐(文春文庫)所収の「十兵衛と栗山大膳」の最後のページで『それはどうかの。多分、努(ゆめ)、そう迄は思うておるまい』に出くわしてしまった。

 

ナント!「ゆめ」は「努」だったのだ。

ネットで調べると、『副詞』で・・・・・・・・・

『下に禁止・命令表現を伴って』決して。必ず。

出典和泉式部 「かかること、ゆめ人に言ふな」  [訳]こんなことは、決して他人に言うな。

 

『下に打消の語を伴って』まったく。少しも

出典落窪物語 「落窪(おちくぼ)の君とゆめ知らず」  [訳]落窪の君とまったく知らない。

 

ちょっとショック。

ただ「ゆめ=努」を知らなかったことで、べつに困ったことにはならなかったし、ひと様にご迷惑をおかけしたことはないハズ。マァこれだけが救いである。←負け惜しみである

 

 

 

*今日は何の日:第8回参院選でタレント議員 石原慎太郎、青島幸男、横山ノックの三馬鹿が当選した(1968)

*この日生まれの有名人:青江三奈(歌手・1945)

この人は好きだ。「美空ひばり」「ちあきなおみ」も、、、、。

*今日の花:あかすぐり

*花ことば:予想

author:Jさん, category:-, 10:34
comments(3), -
Comment
次男さま奥様が津久見ご出身ということでとても身近に感じうれしいです。よろしくお願いいたします。どうにかコメントしてますのでお許しください。おく様によろしくお伝えください。メールも初めてなのです。早く上手になりたいです。
竹女, 2017/07/08 3:57 PM


めゆめという意味が分かりました。お二方ありがとうございました。時代劇ではよくこの言葉を耳にいたします。誤字をお許しくださいませ。ゆめゆめでございます
竹女, 2017/07/08 10:41 AM
賢翁

またもやファーである。

そういえば臨終の床にあった父が兄妹三人を呼んで「各々この矢を折ってみよ」と言うので、私はペシッと折った。姉も弟も折ったら、「では、三本にした矢を折ってみよ」という。
三人ともその三本にした矢を難なく折ってみせた。
そしたら「如何に力を合わせたとて力のあるものには敵わないということだ。努努(ユメユメ)忘れるでないぞ」と、そう言うなりハタッと息を引き取ったことを思い出した。

火山に埋滅したポンペイである。阪神淡路の地震である。東北のツナミである。熊本の地震である。今回の北九州の洪水被害を観て亡父の教えを思い出したワイワイガヤガヤ。

可哀想だと想う心は寄り添っていないことの表れである。

草閑人, 2017/07/07 11:39 AM