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「金魚鉢の金魚には水が見えない」
朝刊(西日本新聞)の「ひと」欄は「第141回直木賞に決まった北村薫さん」であった。
*こういう場合は「さん」をつけないのだろうが、コラムのタイトルをそのまま「」をつけて転載した。

この作家、すでに直木賞を受賞していると思い込んでいたのですこし驚いた。そして山本周五郎賞の選考委員でもあるこのベテランが受賞を素直に喜んでいることも意外だった。初ノミネートから13年、6度目の正直らしい。
もっとも貰っておいて損はしない賞ではあるのだろう。

この賞、芥川賞と共に一出版社の販売促進策に過ぎないのだが、いつの間にか何か権威あるもののように思い込まされてしまっている。この社の先人に知恵者がいたのであろう。その限りではエライ。

で、受賞作について「金魚鉢の金魚には水が見えない。われわれが今、盤石と思っている何かもいずれ崩れ去るかもしれない。『歴史の日常』の危うさを描いてみたかった」と語っている。

標記のこのことば、チラと見た時は“洒落た比喩”とも思ったが、“まんま”と言えばまんまであり、すこし深みに欠けるかな?とも。

誰かのことばなのだろうか、それとも北村薫のオリジナルなのか?
少し気になる。これから調べてみよう。



*今日は何の日:江戸が東京となる。(1868)
明治天皇の詔勅により、1868年(慶応4年)のこの日、江戸を東京と改称。西の京都に対し、東の京という意味で東京となった。
*この日生まれの有名人:徳川家光(将軍・1604)
*今日の花:ばら(白)White Rose
*花ことば:尊敬
author:, category:今日の新聞から, 18:22
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